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先天性眼瞼下垂

眼瞼挙筋の働きや神経不良が原因とされる、先天性眼瞼下垂について調べました。主な症状や原因、治療方法などを紹介しています。

生まれつきまぶたが垂れ下がっている先天性眼瞼下垂

一般的に、眼瞼下垂と呼ばれるものの多くは先天性ものが多いようです。これは眼瞼挙筋と呼ばれる筋肉が予め形成不全なために、瞼が垂れ下がり黒目にかかってしまっている状態。遺伝的な要素によるものであるとも言われています。

片眼だけの場合と両眼の場合がありますが、たいていの場合、先天性眼瞼下垂は片眼だけのものが多いようです。顏を真っすぐ正面に向いた状態で、瞼が黒目の上まで上がり切らない場合は、先天性の眼瞼下垂が疑われます。

原因は瞼を上げる筋肉である眼瞼挙筋の働きや神経に不良であることから起こるものであり、幼い頃から片目で物を見るクセが付いてしまうと、乱視や弱視になる可能性はあります。ただ、視力障害がでることはほとんどないと言われています。

先天性眼瞼下垂の治療方法とは

先天性眼瞼下垂の状態に応じて最適となる治療方法があります。主な治療法としては以下の3つが挙げられます。

  • 「挙筋前転法」
    瞼に挙筋機能が残っている場合に選択される治療法。多くの美容外科、形成外科で行われている治療です。
  • 「挙筋短縮法(タッキング)」
    瞼を持ち上げる筋肉である眼瞼挙筋を切り取って短く短縮する治療です。挙筋短縮法には表面を切開する方法と、まぶたの裏側から切開する方法の2種類の方法があります。
  • 「筋膜移植法」
    眉毛を上げる前頭筋とまぶたをつないで(筋膜を移植して連結)、眉毛の動きを使ってまぶたを上げる方法です。挙筋機能が無い場合はこの手術以外に方法はなく、重度の眼瞼下垂治療として主に行われています。

最近では、皮膚を一切切除しなくても眼瞼下垂の治療を実施している美容外科クリニックもあります。これは埋没式挙筋短縮法と呼ばれる術式で、“切らない、腫れない、痛くない”眼瞼下垂症の手術として注目を集めています。傷跡も無くダウンタイムも大幅に少ないとのこと。手術時間は両目でも20分程度。腫れもないので手術直後より外出が可能だそうです。

いずれの治療方法を用いるにしても、医師から適切な症例判断をしてもらい、正しい術式で治療していかなければなりません。

(免責事項)わたしが独自にリサーチした内容をもとにサイトをつくりました。眼瞼下垂の治療について詳しく知りたい人は、クリニックに直接問い合わせてみてください。